【洛】 建築家 高松伸 × TALK LIVING 京都を拠点に世界で活躍する建築家・高松伸。その鋭くも詩的な造形思想を、器という小さなスケールに込めました。トークリビングとの共創により、新しい美のかたちを生み出します。 舞 -MAI- 流麗な曲線美は、芸術品のような存在感を放ちます。カップとソーサーが呼応する一体感あるフォルムは、精緻な計算の結晶。漆黒には流れる金彩を、朱には舞う花文様をあしらったシリーズ。それぞれが異なる気品を宿します。 【舞】漆黒 カップ&ソーサー品番:TMM001BK 【舞】朱 カップ&ソーサー品番:TMM001RD 【舞】瑠璃 カップ&ソーサー品番:TMM001NB 雅 -MIYABI- 真白な磁器に流れるように描かれた彩りは、平安の装束「十二単」を想わせる気品あるデザイン。独創的なフォルムに鮮やかなラインを重ねることで、衣の襟が折り重なるような造形と雅やかな美意識が響き合います。 【雅】十二単 カップ&ソーサー品番:TMM002 【雅】白絹 カップ&ソーサー品番:TMM002W ■ デザイナープロフィール 建築家 高松 伸 / Shin Takamatsu 「国立劇場おきなわ」「天津博物館」「植田正治写真美術館」など数多くの公共建築を手がける日本を代表する建築家。その独自の建築論と造形美学に基づいた作品は高く評価され、現在も第一線で活躍を続けている。 京の「エーテル」 かつてアリストテレスは、この世には我々が知覚し得るところの「地」「水」「火」「風」の四元素が存在するものの、それら以外に我々の感覚ではとらえることが不可能な第五の元素が存在し、それが世界に遍く満ちることによって世界を世界たらしめていると確信した。そして彼はそれを「エーテル」と命名した。 少なくとも応仁の乱以降このみやこで家系を紡がなければ決して「京都人」とは認めていただけないものの、それでもこの地に住んで50年以上。ということで多少の物言いを大目に見ていただくならば、京都には確実にかの「エーテル」が存在し、他でもないそれが京都を京都たらしめていると断言できる。それを「雅」とか「艶」とか「華」とは決して呼ばないでおこう。 ともあれ「洛」は、その京都の第五元素に「器」を通じて触れなんとする私なりの作法である。 高松 伸 ■発売日 2025年10月1日(水) ■お問い合わせ先 株式会社トークリビング 担当:栁田〒507-0803 岐阜県多治見市美坂町1丁目1番地TEL (0572)23-5166 FAX (0572)24-0550hello@talkliving.com